2020.12.09
PLAYBACKで身につく動画編集技術事例①-企業ロゴモーション編-
こんにちは、PLAYBACK事務局です。
動画編集スクール&スタジオ「PLAYBACK」を受講すると、どんな動画が作れるようになるのか気になりますよね。
そこで今回から4回にわたって、
動画編集技術を使った制作事例をご紹介していきます。
まず、モーション編集コースで学べる編集技術について。
▶︎企業ロゴのモーショングラフィックス
オフィシャルサポーターでもある「Schecon(スケコン)」の運営企業、TIME MACHINE社の企業ロゴモーションを制作させていただいた事例です。
こちらは、Illustratorで制作されたTIME MACHINE社のロゴデータを使い、After Effectsでモーションを制作しています。
▶︎モーションの制作ポイント
●クライアントの意図を汲み取る
まず、この企業ロゴの成り立ちについてヒアリングしたところ、ロゴの12個の玉は時間(=時計の文字盤の1〜12までの数字)を表しており、
「無駄を減らして有機的な時間を作り、新しい価値を提供する」という、時間にまつわる事業を展開するTIME MACHINE社のコンセプトが象徴されたものでした。
そこで、その意図を汲み取って
“様々な大きさの12個の玉が散らばり、それがまとまってひとつのロゴになる”
というモーションを制作することにしました。
●モーションでどう表現するのか
玉の大きさを一つずつ変化させたのは、一言で「時間」と言っても、そのなかには「充実した時間」「楽しい時間」「何もしていない時間」というように様々な瞬間があり、それは人それぞれ違うし、日によっても感じ方が違ったりもする。
そんな「時間の概念」を抽象化して表現しています。
様々な「時間」がぎゅっと集まって、
あたらしい「時間」が生まれる予兆、予感を感じさせる。
そんなことを意識しながら制作しました。
▶︎PLAYBACKでは編集技術以外も学べる!
このように、PLAYBACKでは編集技術を学べることはもちろんですが、
動画編集を仕事にする上で重要な
・演出の制作意図
・動きや色、形などの意味付け
・コンセプト
なども丁寧に講師が教えてくれます。
企業ロゴやCI、YouTube動画のジングルなどで
このような短いモーションを目にする場面はよくありますよね。
そんなとき、
「これはどういう意図で制作されたものだろう?」と考えてみると、表現の幅が広がるかもしれません。
というわけで、
次回も動画の編集技術を使った制作事例をご紹介していきますので、お楽しみに!